約二種類に分類されるエージェント

エージェントの活用は、効果的な仕事の探し方として、IT業界で働くエンジニアに広く知られています。エンジニア向けのエージェントには大まかに分類すると二種類あるため、どういった目的で利用するのかに応じ、登録先を決めるようにしましょう。

一つは転職先を探すためのエージェントで、主に正社員の求人を扱っています。正社員以外にもアルバイトや契約社員の求人も持っていることがありますが、メインは正社員として新しい企業で働きたいという人のサポートをしているのが特徴です。

もう一つは、フリーランスをしているエンジニアのためのエージェントです。
フリーランスエンジニアは自分で仕事の案件を獲得し、与えられた業務を遂行することで報酬を受け取ることになります。その際に問題になるのがいかにして案件を手に入れるかですが、エージェントを利用すると能力や希望に応じた案件を探せるようになるのが魅力です。
自分で企業と交渉して案件を探さずとも、エージェントが様々な業界の企業から案件を手に入れてきてくれます。

どちらの場合にも基本的にはサポート内容は同じで、求人や案件の紹介を受けられる仕組みになっています。転職をしたり、フリーランスとして働いたりする上での悩みなどの相談にも乗ってもらうことができます。
また、類似した性質を持っていることから、転職志望者とフリーランスをしているエンジニア双方をサポートするエージェントも存在しています。両者を担っているエージェントに登録し、フリーランスとして働きながら転職先を探しているケースもあります。